100DayAlive

『クロマツ尾根 七号監視塔』100日サバイバル物語のカバー画像
ルール怪談山岳孤独百の掟

クロマツ尾根 七号監視塔

標高2400メートル、霧に浮かぶクロマツ尾根の防火監視塔・第七号。前任者・高橋正志は第87日目に消えた——遺されたのは百条の掟を書き付けた革表紙の業務日誌だけ。掛金が熱ければ退け、夜の南西窓は開けるな、炉火は北西へ十五度。深夜の無線、机の傾き0.1度、鍵の掛かった鉄箱の鋲頭——些細なズレが命取りになる。百夜のあいだ、君は塔と掟を読み解き、二択を重ねて生き延びるしかない。一頁でも誤れば、第88頁を書く番は君だ。